先を読まないSE
主体性のあるSEがなぜだめなのかを記載します。
目次
- 先を読まないSEとは?
- なぜ先を読まないのか?
- 先を読むSEになるためにはどのようにすればよいのか?
- まとめ
先を読まないSEとは?
先を読まないSEとは、文字通り、ものごとの先読みや深読みをしない刹那主義のタイプのSEである。例えば、顧客から「あれをやってくれ、これをやってくれと」と言われてときに、すぐに「はい、分かりました」など言うタイプのSEなどのことをいう。その場では、ものごとが決定して先に進むのだが、実際に進んでみると、後で取り返しのつかないことになったりする。
なぜ先を読まないのか?
その場を凌ぐことしか考えていないことが多いと考えられる。例えば、システムでトラブルがあったときに、作り手に落ち度がないのに顧客が激怒しているケースを考えてみよう。このとき、顧客を宥めながら自分たちに落ち度がなかったことを時間かけて説明すればいいのだが、それをせず、すぐに謝り賠償金を支払うことに合意してしまうことがよくある。このケースは顧客が激怒している場をすぐに解消するために本来望んでいなかった策をとってしまっているのである。結果的に賠償金を支払うことになり、会社としては選ぶべきでない選択をしてしまったのである。このように、そのばを凌ぐための策をすぐに行使するのは絶対にやめるべきである。
まずは、いったん目をそむけることが必要である。先送りするわけはありません。上記の顧客が激怒しているケースであれば、持ち帰って検討することが重要であった。持ち帰れば、チームのメンバや上長などと相談できるので、ベターな選択ができだであろう。
まとめ
- 先のことよりその場を凌ぐことを考えてしまうケースがよくある。
- そうならないためには、いったん持ち帰りプロジェクトメンバや上長と相談することが重要である。。