SE ベンダー試験
ベンダー試験とは、民間の会社が実施する、自社の製品知識や技術の習得度を測る試験となります。たとえば、マイクロソフトが実施するWindowsの試験、オラクル社が実施するOracleDatabaseの試験、シスコが実施する、ネットワークの試験(CCNA)などがあります。情報処理試験より技術に特化した試験と言えます。また、より実務的な試験であります。
OracleDatabaseを使用したシステムを構築するプロジェクトであれば、オラクルの資格を持っていることは、とても強味になります。ベンダー試験は情報処理試験と異なり、いつでも試験を受験することができます。ベンダー試験はコンピュータで受験するタイプのものが多く、試験によっては自宅PCで受験できます。
また、ベンダー試験はとても受験料が高いです。情報処理試験は、1日がかりのペーパーテストで5100円であるのに対して、オラクルであれば、90分のコンピュータで実施する試験であるのに2万円を超えていきます。オラクル社はとても儲かりますね。
ベンダー試験は国家試験に比べて知名度も低く、受験料も高いですが、プロジェクトで使用している製品であれば、とても重宝されます。もちろんベンダー試験であっても、資格を持っているからといって仕事ができるというわけではないですが、価値のある資格だとは思います。
まとめ
- ベンダー試験は民間が実施する製品の技術を証明する試験である。
- ベンダー試験は知名度は低いが試験内容が業務に近い試験である。