開発工程 結合テスト
単体テストの次の工程でおこなわれる結合テストについて説明します。
目次
- 結合テストの目的
- 結合テスト例
結合テストの目的
結合テストは各プログラム間のインタフェースに問題がないことを目的とするテストです。システムは複数のモジュールから構成され、各モジュールは入力に対して処理を行い出力を行います。また、別のモジュールはこの出力を入力として別の出力を行います。結合テストでは、このモジュール間の出力と入力の結合(インタフェース)を確認していきます。
結合テスト例
外部システムから自システムの外接サーバ上に配置される、圧縮されたCSVファイルをデータベースに取り込む機能を考えます。
このとき、モジュールとして以下の機能単位で作成したとしましょう。
①外部システムからファイル送信されたことを検知する機能
②外接サーバ上からDBサーバへファイル転送する機能
③DBサーバ上でファイルを解答する機能
④CSVファイルをデータベースに取り込む機能
このとき、①から④の一連の流れを確認するのが結合テストです。
テストケースとして、①から④までが正常に流れること、①の処理で異常終了したら②以降実施されないことなどを確認していきます。
まとめ
- 結合テストは各プログラム間のインタフェースに問題がないことを目的とするテストとなります。