常駐SE
SEで働く人の中には、顧客先に常駐して仕事をするスタイルの方もいます。このページでは常駐SEについて記載します。
なぜ常駐するのか
SEは構築するシステムの仕様や設計を顧客と決めていかなければなりません。仕様や設計を顧客と決めるためには顧客と何度も話し合いをする必要があります。この話合いの中で顧客の要望を適切に読み取るには、メールや電話だけでは困難であり、直接会話しないと認識相違が発生してしまう可能性が高まります。だからSEが顧客先に常駐し、直接話し合って、SEと顧客双方で決めるべきことを決めていくのです。
要件定義や設計が終わり、アプリケーションの実装になると、後はシステムを作るだけですので自社に持ち帰ることが多いです。顧客先にアプリケーションを作る環境があれば、そのまま常駐して作ることもあります。
顧客先だと肩身が狭い?
よく常駐しているSEは肩身が狭いとイメージしている人もいますが、場所によりけりだと思います。金融系の大規模プロジェクトであれば、数十人で常駐しますので、そんなに堅苦しいことはありません。基本的に自社であっても常駐先であっても隣の島の席は違うプロジェクトであることが多く、プロジェクトが異なると特にお互いに意識しないので、フロアにいる顧客全員に睨まれているなんてことはありません。適度な緊張感が保てるので、僕は自社より常駐している方が好きです。
まとめ
システムの要件定義や設計フェースのときは顧客との認識合わせを何度も行うので、顧客先に常駐することがおおい。